おまるでウンウン

便秘に悩まされていた兄です。約1年前。弟君出産のために里帰りした頃から便秘君になりました。
それまでは、おまるで成功したことも、トイレで成功したことだってありました。でも、便秘になってからは「出してくれるのだったらおむつでもパンツでもなんでも言い」という祈るような気持ちで排便を待っていました。そして、排便の時には決して声をかけずに最後まで出るように気付かれないように見守っていました。
小児科にも行き、お薬を入れてもらって出してきたり、下剤を処方してもらったり・・・。
つい先週もお薬を入れてもらってスッキリ出し、その後毎日下剤を飲んでいます。



便秘君も一時期に比べるととても落ち着いてきました。下剤を飲めばだいたいすんなり出るようになったし、以前のように排便自体を嫌がる感じではなくなってきたのです。下剤がなくても毎日とまでは行かなくてもそれなりに順調になったり、それでもやっぱり後戻りをしたり・・・。


今は順調に出ている時期で、薬も飲んでいるのですが、昨日は排便がなくて「どうなるかな?」と思っていました。午前中、お兄ちゃんにテレビを見せているときにちょっと力みはじめたので「おまるに座ってテレビを見て」とお願いしてみました。
ひどい便秘君の時期にはとても言えなかったのですが、ちょっと順調だったので私も調子に乗ってしまったのね。
初めは「座らない」と言っていたのですが、「弟君に先に座ってもらおうか?」と聞いてみたところすんなり座ってくれました。そしてサラッと「ウンウンが出ると良いね」と言って立ち去ったのですが、その後「こんなに大きいのが出たよ」とご報告してくれました。
おまるでうんうんなんて、高望みだと思っていたのに、こんな簡単にできてしまってなんて嬉しいんでしょう!



便秘で悩んでいたのに。
排便してくれるだけで嬉しかった時期もあったのに。
たとえ薬の力を借りていても、おまるで成功してくれたのは本当に嬉しかったわ。
トイレまでの道はまだまだ遠いけれど、この一歩は本当に嬉しいね。