歯科衛生士のお話

集いの広場で「歯科衛生士の話」を聞けると聞いたので、午前中でしたが行ってきました。子連れなのでメモしながらなんて聞けないので思い出したことだけでも書き留めておきましょう。
・歯磨きをはじめるのは歯が生えはじめたら。お母さんが歯磨きしている姿を見せて、歯ブラシを持たせてあげましょう。
・仕上げ磨きをしようと思ってもなかなかさせてもらえない場合でも、無理に押さえつけて磨いて「嫌い」と思わせてしまうことが問題。
・仕上げ磨きに使う歯ブラシは「赤ちゃん用」「子供用」として売られている物は硬すぎて子どもがいやがることもあります。大人用の「柔らかめ」の歯ブラシで毛の部分を切ってヘッドを小さくして使うと良いそうです。
・乳歯のスキッパは気にしなくて良いそうです。大きな永久歯が生える隙間が必要なので。
・食パンや菓子パンはお菓子と同じで虫歯になりやすいそうです。(柔らかくするために砂糖を多く使っているし、水分が少なくて飲み下しにくいから)
・ほ乳瓶で甘い物を飲ませると虫歯になりやすい。母乳の場合も甘いから「大丈夫」とは言い切れないものの、体の中で作られた甘さは外にある物質から作られた物とは違ってそれほど虫歯になりやすいわけではない。
・虫歯菌が増えるサイクルは24時間なので、完璧に磨けるなら1日1回磨けばいい。でも、完璧になんていうのは難しいから度々磨いた方が安心。
・虫歯菌は歯につくものなので、歯の生えていない赤ちゃんの口の中にはいない。大人の口から唾液感染する。

受け答えの様子から「歯が生え始めたら虫歯菌はつきやすくなっているから磨くべき。でも、子どもの食べ物には無理に磨かないと取れないような物はほとんどないので、嫌がっているものを無理に磨いて歯磨き嫌いにするよりは、今は見送っても仕方がない。」というのがだいたいの所みたい。
朋君も面白がって歯ブラシを手にしているし、ちょっとくらいなら磨かせてくれているので歯磨きは合格。でも・・・あごの発達を助ける硬い物はあまり食べないし、パンが大好物だし・・・食生活の面では合格とはいいにくいかなぁ。