朋君の大泣き

 お父さんに朋君を任せ、お風呂に入りました。もちろん、お父さんは朋君と一緒にいると沢山遊んでくれるので、多少泣いてもあまり心配しませんでした。それよりも、1週間洗えなかった髪の毛を洗うのに悪戦苦闘していました。
 ところが、髪の毛を洗い始めた頃に聞こえていた泣き声が、だんだんエスカレートするじゃありませんか。それでも、「今出て行ったらお父さんとTOM君のコミュニケーションが取れなくなったら困る」と思い、髪の毛を洗い続けることにしました。とは言っても、、、本当に大変な洗髪。いくら洗っても泡が立たないような、絡まっているような、違和感があって。結局30分近く洗っていました。その間もTOM君は泣き続けています。「そろそろ出なくちゃ」と洗髪を終えたときには体が冷えて冷たくなっていました。朋君の泣き喚きを遠くに聞きながら追い炊きしたお風呂につかったらお父さんが「大丈夫?」と様子を見に来ました。髪の毛を洗っただけなのに、ずいぶんな長風呂になって心配をかけてしまったようです。
 お風呂上がりに朋君を抱いたら、あっという間に黙ってしまいました。何だったのでしょう?お父さんに遊んでもらうとキャッキャと喜ぶ朋君が、こんなに泣いたり、すぐに泣きやんだり・・・。その時の気分なのでしょうか?