幼稚園の願書配布

我が家のある地域では今日が私立幼稚園の願書配布の日です。今日までは一切の募集行為をしてはいけないとか。私たちは夏休み前に興味のある幼稚園の見学に行きました。
我が家の方針としては「盛りだくさんな英才教育はいらないから、人間関係力をつけられるところ」と言うことで幼稚園選びをしました。と言うのも幼稚園探しをはじめたのは、お兄ちゃんの発達障害を疑っていたピークの頃だったので、発達障害があったとしても受け入れてくれ、無理のない導き方をしてくれるところが良かったから。

  • 第一希望の幼稚園

小規模なところでしたが、見学に行ったときに対応してくださった方(主任さん)がとても丁寧に話を聞いてくれ、私の不安を取り除いてくれたのが一番の安心できたポイントでした。見学に行ったときにいただいた「入園に関するQ&A」を見ると年少さんの保育時間が短いのも、給食が少なくお弁当が多いのも、バス通園ではなく保護者が送り迎えをするのも「子どものためです」と書かれていました。保護者が楽を出来て園の人気が上がることよりも「子どもに無理をさせないこと」を一番に考えているという印象です。
とはいえ、毎日の送り迎えと、保育時間が短くて家に帰っている時間が少なそうなのは、大変そうです。近所のお友達もほとんどいないでしょうから、家に帰ってからや長期休暇の間の遊び相手に困るかも。
選考方法は抽選です。

  • 子育て広場のスタッフさんのお薦めの幼稚園

夏期保育に入ってからの見学だったので、いつもと様子は違うようですが、子ども達はのびのびと遊んでいました。先生方も一緒になって遊んでくださっている様子で、しかもベテランの先生が多い印象があったのでとても安心感があります。ふだんはヤギ(?)などの比較的大きな動物も飼っていたり、結構ダイナミックな遊び方をさせてもらえるなどの話を聞いたので、楽しそうで魅力的でした。
対応してくださった先生もとても親切にお話ししてくれましたし、話しやすかったです。
選考方法、聞き忘れましたが「並ぶ」って言っていたように思います。

  • 隣の市の幼稚園

こちらも、案内してくださった先生が十分にお話をしてくださったことはとても印象が良かったです。保育の中で年少さんがお絵かきをしていましたが「絵を描く技術よりも、どんな絵を描いたか先生にお話しするということ、つまり対話を大切にしています」という話を聞き、とても好感を持ちました。一クラスの人数の少なさや、年少さんには1学期間補佐の先生がつくということも丁寧に保育してくれそうで安心感がありました。
ただ、バスでの帰りが4時過ぎになるということ、大きな学校法人の中の一つなので所帯が大きくなりすぎていないかと言うことは不安でした。
選考の時に面接があるそうですが、ほぼ全員入園できるようです。


他にも見学に行った園はありましたが、私の求めていた物に近いのはこの3つでした。
その中で、一番最初に書いた幼稚園は教会付属の幼稚園です。一番気に入っているうえに、「教会員枠」という優先枠で入れていただけるそうなので、喜んで入れていただくことにしました。
もう決めたのですから、今更他の幼稚園に行く必要は全くないのですが、子どもが幼稚園に行ってしまったら他の幼稚園を見る機会なんてないと思い、色々な幼稚園の見学に行ってきます。



ちなみに、今日は第一希望の幼稚園の願書を取りに行って、その後、隣の市の幼稚園の説明会に行ってきました。説明会、凄かったです。子ども達は保育室に預けて説明会の会場は隣接した短大の教室だったのですが、お母さんから離れたがらない子が大泣きして凄かったです。我が子は離れるときもお迎えに行ったときも泣いた様子はなかったのですが、本人曰く「ボク、お母さんを捜していたんだよ」だそうです。「沢山遊んだよ」「おもちゃいっぱいあったよ」と、楽しそうなことも言っていましたが。
ただ、「説明会をしている間は子供を預かる」「保護者のニーズがあるから保育時間は長く、預かり保育もする」など、ちょっと親に媚びているような印象も受けました。教育方針自体は「子ども一人一人の面倒をよく見る」「技術の向上より、どんな表現をしたかを伝え、コミュニケーション能力や人間関係力を大切にする」ということで、私としては良いと思っているのですが。
聞き損ねたのですが、あの園長先生はどのような方なのでしょう?あの年齢の男性ですから、保育士だったとは考え辛いです。短大の教授でしょうか?だとしたら、幼稚園と短大と兼任で見ていらっしゃる方かしら?